Ubuntu 12.04をSSDにインストールした際、やっておいたほうがいい設定。
[スワップ領域について]
SSD+HDDの構成なら、HDDにスワップを置いた方がいい。
SSDのみであればスワップを無しにすることも検討する。
1. データ記録方法を変更する
データをディスクに記録する際、メタデータをジャーナルに記録した後、データをメインファイルシステムに書き込む。
/etc/fstab のSSDを使用しているパーティションのマウントオプションを変更する
errors=remount-ro
↓
errors=remount-ro,data=writaback
以下を実行
sudo tune2fs -o journal_data_writeback /dev/sda1
2. アクセス時間の記録方法を変更する
アクセスした時間が最終変更時間、最終ステータス変更時間より古くなってしまった時だけ更新するようにする。
/etc/fstab のSSDを使用しているパーティションのマウントオプションを変更する
errors=remount-ro
↓
errors=remount-ro,relatime
3. バッファヘッドのデータページへの関連づけを避ける
正直、意味はわかんない。
/etc/fstab のSSDを使用しているパーティションのマウントオプションを変更する
errors=remount-ro
↓
errors=remount-ro,nobh
4. SSDのTrimを有効にする
/etc/fstab のSSDを使用しているパーティションのマウントオプションを変更する
errors=remount-ro
↓
errors=remount-ro,discard
[1~4のまとめ]
/etc/fstab のSSDを使用しているパーティションのマウントオプションを変更する
errors=remount-ro
↓
errors=remount-ro,data=writeback,relatime,nobh,discard
5. テンポラリディレクトリをメモリ上に置く
/etc/fstab に以下を追記、再起動する。
tmpfs /tmp tmpfs defaults,relatime 0 0
tmpfs /var/tmp tmpfs defaults,relatime 0 0
6. ブートスクリプトを並列実行させる
/etc/init.d/rc に以下を追記、再起動する
CONCURRENCY=shell
7. ディスクへの書き込み頻度を下げる
/etc/sysctl.conf に以下を追記する。
vm.dirty_writeback_centisecs = 1500
以下を実行。
sudo sysctl -p
8. スワップへの書き込みを軽減する
/etc/sysctl.conf に以下を追記する。
値を0にするとスワップしなくなる。
vm.swappiness = 20
以下を実行する。
sudo sysctl -p
9. mlocateの更新を毎日では無く毎週にする
以下を実行する
sudo mv /etc/cron.daily/mlocate /etc/cron.weekly/.
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